2009年12月17日木曜日

12月17日(木) フェーサイからチェンコーンへ

1217() 今日も良い天気、朝5時頃から鶏の鳴き声がうるさく、眼を覚ましました。

ルアンパバーンでは、近くのお寺の鐘の音で朝早く起こされ、最近は9時半になると眠くなります。

 

どうもこの部屋は、このホテルでも一番良い部屋のようです。

メコンビュー(と言っても木で隠されて一部が見えるだけですが・・)の最上階(と言っても3階です。)の角部屋です。

目の前に、実を付けた椰子の木が何本か立っています。

   

7時半頃から外出、近くの山のお寺から対岸のチェンコーンの街を眺め、その寺から真っ直ぐ降りて行くと、チェンコーンとの渡しの乗降場に出ます。

  

近くのお店で朝食のカオサーイを摂りました。

カオサーイの値段は地域によって違いますが8,00012,000Kipです。

一緒に生野菜が添えられますが、生で食べる必要はありません、温野菜にしてもらえます。

身振りでお願いすると分かってもらえます。カオサーイだけで足りなければ、適当に店にあるものを追加してください。

せいぜい1,0002,000Kipです。カオサーイは庶民の朝食です。お店はどこにでもあります。

   

ホテルはこの乗り場入口から100mくらい北にあります。直ぐそばです。

スローボートの乗り場はここから北へ約1.5Km、スピードボートの乗り場は反対方向の南へ同じくらいの距離になります。

   

いずれを使うにしろ、待っているトゥクトゥクに乗って行くといいですよ。同じ方向に行く人がいれば、何人かでまとまって交渉すると安くなります。

   

チケットはそれぞれの乗り場で買えると思いますが、時間、料金をあらかじめ確認する必要があります。

いまだに、古いルート、時間を変えずにターミナルに掲示していることがありますから。

今は、スピードボートはパクベンには止まりません。ルアンパバーンへ(から)の直行のみです。

   

スローボート、スピードボートの何れを使うにしろ、出発は8時か8時半頃(結果的には9時過ぎになりますが・・・)になりますので、とくにスローボートは、出来れば早めに乗り場に行って席を確保した方が良いと思います。

   

国境ではKip⇔バーツ、ドルへの交換もできますので、Kipを持ちすぎても大丈夫です。

以前は、Kipからの交換は出来なかったようなので・・それだけ安定して来ているのでしょうか。

ラオス国内ではドルで使うよりもKipで使うほうがお得ですので、ちょっと嵩張りますが、変えておいて下さい。

今は5Kip札も出ています。

   

ここのホテルは午前中に引き払い、国境を越えて、向かいのタイ領チェンコーンに移動します。

僅か数分の船旅です。

   

チェンコーンのイミグレで、東京でしばらく働いていたと言う現地の人に話しかけられました。

日本で働いていた時は、昼夜と働いていたそうです。昼は時給800円、夜はスナックで働いて時給1,000円と言っていました。

こちらでは、私の聞き間違いでなければ、1100Bと言っていましたが・・・300円足らずですが、聞き間違いか・・・

   

宿は結局、Wifiの出来るここナムコーン・リバーサイド・ホテルになりました。

800B/泊で、朝食付きです。メコン河のほとりに立つリゾートホテルです。

従業員の子達もとても人懐こくて、一生懸命に相手をしようとします。

    

仕事ぶりは悠長ですが・・・部屋のクリーニングで1時間位待ってくれと言って、レストランで食事をしながら待っていたのですが、なかなか終わらないらしく、1時間半位待ちましたが、未だです。

その間、レストランで昼食を摂りながら、写真の整理、ブログ案の作成などで、待っていましたから気にはならなかったのですが・・・

   

部屋は写真のとおり、それほど豪華では在りませんが気持ちの良い部屋です。

窓からは、正面ではありませんが、メコン川が望めますし、気持ちの良いベランダもあります。

ここでしばらくのんびり出来たらなと思います。

   

チェンライへのバスの時間を調べに、バスセンターまで行って来ました。

バスセンターの受付は終わったようですが、そこにいたおばちゃん(係りの人?)に、バスの出発時間を教えてもらいました。

また、そのおばちゃんには、色々、タイ語を教えてもらいました。おまけに、食べていた大きな果物を切ってくれました。

そのそばで営業していたトゥクトゥクのお父さんたちには、飲んでいた焼酎をいただき、陽もあるのに、盛り上がってしまいました。

   

帰って来てからも、ホテルのレストランで食べるのを止めて、前の屋台のお店に行き、豚肉のソーセージみたいなお肉とご飯を肴に屋台のおばちゃんにビールを買ってきてもらい、食事にしました。

  

そこのご主人かどうか分かりませんが、そこにいた熟年の男の人が、自分は独学で日本語を勉強したと言って、片言で話しかけてくれ、またカタカナで自分の住所を書いてくれました。とくに自分の仕事に必要な訳ではなさそうです。

   

と言った訳で、タイに来てからも色々ありそうです。

田舎町ほど、旅人には優しいです。この街も滞在を延長するかも知れません。

チェンライからは、バンコクまで飛行機にします。LCCのエア・アジアが飛んでいます。


    


フェーサイのホテルの窓からメコンを








お寺への階段です。






山の上のお寺です。






お寺から船着場の方角です。








ラオスのイミグレです。ここで30ドルで30日間のアライバル・ビザも取れます。





渡し舟の切符売り場です。1万Kipまたは40Bです。






泊まったサバディーG/Hです。






部屋横のホールです。メコンが見えます。






お金の両替所です。





沢山の、白人の若い人がアライバルビザを取っていました。




ラオスを離れます。






小さな渡し船です。






タイ側に着きました。






タイのイミグレです。






ホテルのレストランで、部屋のクリーニングが終わるのを待っています。





レストランからメコンを望みます。






部屋からメコンと庭を






部屋です。それほど広くはありません。













ホテルの門から






トゥクトゥクのおじさん達



12月16日(水) パクベンからフェーサイへ

1216()

ルアンプラバンでの習慣で5時には目を覚ましてしまいました。外は真っ暗です。

部屋は寒いですね。フリースがあるといいのですが・・・バンコク、シェムリアップ、プノンペンでは考えられません。重ね着で対処しています。

    

船を見て、結局、今日発つことにしました。G/Hも良いところは満室ですし・・・8時半出航、8時間の旅程です。今日の船はゆったりしています。座席は自動車と飛行機から取り外したものを使っています。客も8割くらい、殆どが白人の観光客です。

    

7時過ぎに港に来てみましたら、チケットブースは閉まっていました。

船の人に聞いたらフェ-サイ行きの船を教えてくれて、チケットは船の中で、と言いますので、荷物で座席を確保しておきました。

  

(と言うほどの規模ではありません。)へ、夕べのカオサーイ屋さんで朝食(カオサーイ:1Kip、クルトンみたいに砕いてカオサーイに入れる米のお煎餅みたいなもの:2Kip)、直ぐそばの朝市で昼の食料品を買ってホテルに戻り、チェックアウトしました。

   

後から来た人は、チケットブースで購入して、船を指定されるかな?

私は、船の中で支払いました(10Kip:12.5ドル)

支払いでまた失敗、料金は1Kipと勘違いして、2Kipをくずすためにチケットブースまで足を延ばしました。

くずしてもらった帰りに気付きました。手持ちの5Kip2枚で支払いました。

  

10万という金額は、相当大きいと思いますよね。私だけかな?

お店で金額を言われても、未だに、ピンときません。

   

船の出港は遅れて09:15

昼食は、パク・ベンの朝市で買った蜜柑、揚げたバナナの入ったお菓子?、揚げパンその他甘いものが多かったですね。

基本的に、お米が主食ですので、お米を使ったお菓子、煎餅に似たものが多く、口に合いましたよ。

それに、現地の人のお弁当はお米でした。それも「もち米」のようです。

木の皮のようなもので編んだ直径20cm位の円筒形のお弁当箱に入れて、お味噌の様なおかずを付けて食べていました。

丸くなっていないだけで,日本のお握りのような感じです。

  

1時間、そろそろフェーサイです。この日のスロー・ボートは快適でした。

昨日と比べると、飛行機のファーストとエコノミーの違い以上ありました。

通り過ぎる緑の山々、時々見える家々、船を待つ人々、ゆっくりと船の旅を楽しむことが出来ます。

   

これだったらまた乗っても良いですね。

途中、地元の人を乗せたり、降ろしたり、荷物を積んだり、降ろしたりして行きます。

   

スピード・ボート(おそらくスロー・ボートの23倍以上のスピードが出ています。)は、数人乗りですが、小さい船で船内では身動きも出来そうに無く、エンジンの音も半端でありません、あれで8時間はきつそうです。トイレはどうするのかな?   

けれど、1日で着くのは魅力かも知れません。

   

今のKipの手持ちは、20Kip弱、大金みたいですが、日本円では1,800円位でしょうか。

これでフェーサイに泊まって、食事をして、明朝、メコン対岸にあるタイのチェンコーンに渡ります。

タイ・バーツも使えるそうですから、大丈夫でしょう。

    

そろそろ陽が沈みます。今日もいい天気でした。

フェーサイに到着、6時頃になっていました。夕闇が迫っています。

G/Hを求めて市街地へ、ネットの出来る所が無く、結局、どうでも良くなりサバディG/Hという所へ。中華系です。広さは充分です。

   

多分、朝には窓からメコンが見えるでしょう。

張り込んで10Kipでした。エアコンを使うと5万アップになりますが、今の時期は要りません。

   

汗を落として近所のインドカレー屋さんへ、チキンカレー(パクチーがきつい)、ライス、ラオビール占めて37Kip(400)、残り5Kipを明日の朝食と、チェンコーンまでの渡し舟代金で使います。

    

パグベンのドックンG/Hです。






朝市






麺屋さん






住居です。






これも朝市






下り坂の向こうに船着場があります。






沢山のスローボートが舫っています。






これに乗ります。






出港です。






昨日に比べて、今日は比較的空いています。




















後方から見ました。








エンジンです。日野のマークがありました。






更に船の後から見ました。エンジンが見えます。





以下、船からの眺めです。
























これを積み込みます。






前にも、後にも






これが私の席です。飛行機からとりはずした座席です。








メコンの夕陽






フェーサイに着きました。






泊まったサバディーG/Hです。



12月15日(火) ルアンプラバンからパクベンへ

1215()、ルアンプラバンでは曇り、パクベンでは夜は晴れ、星がよく見えました。  
 
パクベン行きのスローボートは08:30出発のはずが、遅れて9時頃発、ボートを待っていたら、別の所に繋がれていたのがそれでした。

もう8分位の乗船で、出航時には満席で、席に座れない人もいたくらいでした。  

席は一部を除いて、硬く狭い木製で、小学校の生徒の椅子よりも小さいくらい、これで長時間は辛いですね。    
 
ボートを待っている時に、お寺にお供えするための花を売りに来ていたおばさんと、ちょっとお話をしました。

といっても、身振り手振りと単語交じりで、何処に行くの?
パクベンからフェイサイ、それからタイに入りバンコクに行くよ。

そうなの、私はあの船で向こうに渡るんだよ、と見たら、小さな船が1艘こちらに来るところでした。
ご主人が迎えに来て、娘さんと2人、船に乗って帰って行きました。
    
それにしても、この椅子は辛い。
前の白人ご夫妻は、2人席を1人で占領していました。
前の方では、座れない人もいるのに・・・こういう神経が分からりません。
見た目では普通なんだけど、こういう人は本国でも同じなのでしょうか?
アジアでは、傲岸になるのかも知れません。   
  
船に乗る前に、王宮横の朝市で、バナナ、蜜柑、何かを揚げたもの(見た目は薩摩揚げ、味は?)を買っておきました。
他に、前日にフランスパンを用意しておきました。
    
船は殆ど揺れません。
この辺りはメコンでもかなり上流なので、川幅はあまり広くはありません、100mあるかどうか。
所どころの岸辺に、小さな船と人影が見えます。
   
これで船が快適だと、楽しめるのに。
これ程、安くなくてもいいから・・・
  
陽が高くなって、暖かくなって来ました。
出発時は風が入り込んで(船室は屋根があるだけ。)寒くなり、シャツを全部重ねて着ていたので、今はちょっと暑くなってきた。
また脱がなきゃなんない、面倒ですね。   
  
船は幅3.5m位、船首に操縦席、中央部が客室(560名乗りか?)、船尾にかけてトイレ、エンジン室、最後尾に部屋があった。
この中で生活しているのでしょうか?   
  
両側は緑の小高い山また山、同じような景色が続いて行きます。
この船は観光船というより、生活のための足のようで、快適性は2の次、土地の人が半分以上を占めていいます。
   
スピードボートは8時間でメイサイに行くそうなので、そちらの快適さはどうなのでしょうか?
   
ルアンプラバンへは、バンコクからとハノイからの飛行機が飛んでいいます。使いやすいのはバンコクからの便だと思いますが、飛行機ではちょっと味気がありません。
ビエンチャンまではバンコクからの鉄道が国境を越えて延びてきているので、もう少ししたらバンコク、ビエンチャンのダイレクト・トレインが出来るかも知れません。
     
結局、パク・ベン到着は7時過ぎ、もう暗闇です。
10時間近くかかりました。

ボートから降りて直ぐにG/Hの客引きがいて20Kip(25ドル)と思って、付いていったら2Kip(2.5ドル)の所でした。
流石に、お断りしました。
目指すG/Hはいっぱいで、そこから紹介されて斜め前のG/Hへ、6Kip(7.5ドル)でした。
   
高くてもいいからもっと良い所と思ったのですが、面倒なので、そこに決めました。
  
どうもスローボートは失敗だったようです。
そうかといって、スピードボートが良いかと言っても結果は分かりません。  
スピードボートでは、ルアンパバーンからフェーサイまでは8時間で行くそうです。
半分以下の時間です。次の機会があれば乗って見ます。
しかし、ここから、フェーサイまではスロー・ボートで行くしかありません。
8時間かかります。
   
疲れたので、パクゲンにもう1泊します。
もし、明日の船が、昨日乗っていた船みたいだと困りますので・・・
 
こんなことをしていると、バンコクに帰るのがだんだん遅れますね。
暗い道を歩いてきました。星が降るようでした。オリオン座が上にあります。
      

朝早く、ホテルの前から托鉢が始まりました。















これは裏通りです。










托鉢の品を納めています。










ホテルの右隣がカオサーイ屋さんです。







ルアンパバーンの朝市です。







ボートのチケット売り場です。







花売りの母子が帰ります。






ラーコーン







スローボートに乗り込みます。






これは前方です。







こんな家が点在しています。







早くて、うるさいスピードボートです。







船後方から前を見ました。









途中、何箇所かによって人、物を積み降ろします。














パクベンの麺屋のおばさん






野菜でビタミンを補給します。